ラベル 宇宙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 宇宙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年1月28日木曜日

ベテルギウスに爆発の兆候。爆発すると、満月ぐらいになる。

betelgeuse supernova?

ベテルギウスに爆発の兆候?
in スラッシュドット・ジャパン
soaraによる 2010年01月11日 12時35分の掲載
ベテルギウスは梅干しのように部門より。

simon 曰く、

オリオン座の赤色巨星、ベテルギウスが縮小していることが判ったのは昨年2009年の6月のこと(/.j過去記事)だが、NASAが今月発表した観測結果によるとベテルギウスの表面に凹凸ができていることがわかった。専門家の話によると「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」とのことだ。(朝日新聞記事、Astronomy Picture of the Day 2010 Jan 6(日本語))

もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。

冬の星座として有名なオリオン座ですが、空気のきれいなこの季節にちょっと眺めていてはいかがでしょうか。もしかしたら、だんだん明るさが増し、超新星へと変貌する瞬間を目撃する事ができるかもしれませんよ。運がよければ。

関連:

The Curious Case of the Shrinking Star

in Universe Today 

2009年9月26日土曜日

0#>(・ω・。) 木星、彗星を捕獲して衛星にしていた

Io Close-Up with New L8 Jupiter

サイエンス: 木星が通りすがりの彗星を捕獲して衛星にしていた
in Slashdot JP

hylomによる 2009年09月17日 14時14分の掲載
木星さんがんばってー部門より。

papa-pahoo 曰く、

1993年に発見された串田・村松彗星の過去の軌道を解析したところ、1949年に木星に捕獲され、1961年までその周囲を公転していたことが分かった。その後、木星の引力から離脱し、現在は、火星と木星の間にある小惑星帯で太陽の周りを公転しているという(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)

今年7月、木星の表面に謎の衝突跡が発見されたが(/.Jの記事)、それも同様の臨時衛星が大規模な衝突を起こした結果なのではないかと考えられている。


このように地球に衝突して深刻な被害が出すような大型の天体は、木星に捕獲される可能性が高。その意味では、地球は木星に守られているといえそうだ。"

さて、その元になる記事ですが

木星、彗星を捕獲して衛星にしていた
in National Geographic News

木星、彗星を捕獲して衛星にしていた
James Owen
for National Geographic News
September 15, 2009

 60年前、木星は通りすがりの彗星を引力で引き寄せ、12年間にわたって“臨時衛星”として抱え込んだ後、こともなげに放出していたことが9月14日の科学者チームの発表で明らかになった。同様の現象が数百年以内に再び発生する可能性があるという。

 東京流星ネットワークの大塚勝仁氏率いる国際的な研究チームによると、木星は1949年に串田・村松彗星(147P/Kushida-Muramatsu)を引力によって捕獲し、1961年までその周囲を公転させていたという。直径400メートルのこの彗星は1993年に初めて発見された。それ以降積み重ねられてきた計算を基に過去の軌道を調べた結果、一時的に木星の衛星であったことが今回明らかになったのである。

 イギリスのアーマー天文台に在籍している研究チームのメンバー、デイビッド・アッシャー氏は、「串田・村松彗星は木星の影響圏から離脱するまで、1、2度周回した。それはほぼ間違いない」と話している。

 惑星の引力の犠牲になった臨時衛星が観測されたのは、1994年にシューメーカー・レビー第9彗星が粉々になって木星に衝突したときだけだ。

 今年の7月には木星の表面に謎の衝突跡が発見されたが、それも同様の臨時衛星が大規模な衝突を起こした結果なのではないかとアッシャー氏は考えている。

 串田・村松彗星はそれらの天体と違い、最終的には木星の引力から離脱した。現在は、火星と木星の間にある小惑星帯で太陽の周りを公転しているという。

 しかし、また別の彗星が木星の衛星になる運命にある。2068年から2986年までの間にヘリン・ローマン・クロケット彗星(111P/Helin-Roman-Crockett)が木星に捕獲され、その周りを6周するとみられている。木星と同様に地球にも引力があるが、彗星が捕獲され衛星化する可能性はあるのだろうか。アッシャー氏によれば、可能性は低いという。

「小さな天体が地球に捕獲され、その後離脱した例はいくつか確認されている。可能性がないわけではない。しかし衝突した場合に深刻な被害が出そうな大型の天体は、木星に捕獲される可能性が高い。その意味では、地球は木星に守られていると言える」と同氏は解説する。この研究成果は9月14日、ドイツのポツダムで開催された欧州惑星科学会議で発表された。

Image courtesy NASA via AP
そうか、地球は木星に守られているんだ。
ありがとう、全能神ゼウス=ジュピター。
でも、あと少し木星に水素が集まっていたら、太陽が2つになって地球が丸焼けに
なっていたそうな・・ ( ̄△ ̄;)エッ・・?


ブログランキングに登録しています。応援よろしくお願いします!
コメント、トラックバックも歓迎です。


ポチッとな↓                    ポチッとな↓

人気ブログランキングへにほんブログ村 科学ブログへにほんブログ村 美術ブログへにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 高知情報へ

2009年9月12日土曜日

(゚д゚)!激安の開発費ですんだH2Bロケット、打ち上げ成功!



大型ロケットH2B:打ち上げ成功 宇宙ステーション補給機を搭載
in 毎日新聞


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日午前2時1分、鹿児島県・種子島宇宙センターから、国産新大型ロケット「H2B」1号機を打ち上げた。約15分後、高度約290キロで国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を運ぶ無人補給機「HTV」を予定の軌道に無事投入。打ち上げは成功した。HTVは米スペースシャトルの退役後、ISSへ大型機材を運べる唯一の手段になる見込みだ。

闇夜の中でH2Bは、まばゆい光を海に反射させ、ごう音を残しながら、南東方向へ上昇、雲の中へと消えた。固体補助ロケット、衛星フェアリング(覆い)、第1段ロケットを計画通りに順次分離。管制室にHTVの分離成功を告げるアナウンスが流れると、拍手がわき起こった。

HTVは全長約10メートル、直径4.4メートル、重さ約10トンの円筒形。最大6トンの物資を積める。内部を1気圧、約20度に維持できる「与圧部」があり、将来の有人輸送機につながる性能を持つ。今後は遠隔操作で1週間かけてISSに接近(ランデブー)。

18日朝、ISSのロボットアームを使ってドッキングする。今回は衣類、食料、ISS用の観測機器など4.5トンを積載している。補給物資の移し替えが完了する11月初旬には、ISS内の廃棄物などを積んで大気圏に再突入し、燃え尽きる。

H2Bは国産大型ロケットH2Aに次ぐ国内最大の新型ロケット。全長約56メートル、重さ約530トン。JAXAと三菱重工業が約270億円かけて共同開発した。H2Aと同型のエンジンを2基束ね、打ち上げ能力は1・4倍に増強した。将来は、商業衛星打ち上げへの利用も計画されている。


計画では、15年までに年1回、計7機をH2Bで打ち上げる。H2B1号機とHTV1号機の製作費、打ち上げ費用などを含めた総費用は約347億円。【川島紘一】

H2Bロケット ロールアウト
in Slashdot Japan


宇宙ステーション補給機(HTV)打ち上げのため、JAXAと三菱重工業が共同で開発を進めてきた新型国産ロケットH2Bロケットの試験機が完成し、報道陣に公開された(朝日新聞の記事)。

H2Bロケットは、H2Aロケットの改良型で、国際宇宙ステーションへの補給に使用される宇宙ステーション補給機(HTV)を 打ち上げるため、1段目のエンジンをLE-7A×2のクラスター構成に変更、胴体の直径を4mから5.2mに拡張、全長を1m伸長し、推進薬が約1.7倍 に増やされ打ち上げ能力が増強されている。タンクドームの国産化、摩擦撹拌接合方式(FSW)の導入も行われたが、既存のH2Aロケットを基に開発したた め、開発費は約260億円で済んだとのこと。H2Bロケットは、HTV打ち上げロケットとして使用されるほか、静止トランスファ軌道(GTO)へ約8トン の打ち上げ能力を持つため、主衛星の2機同時打ち上げ(デュアルロンチ)を行うことで、商業打ち上げにおいても競争力が確保できるとしている。

今後、機体は種子島宇宙センターに輸送され、射場で実際にエンジンを燃焼させる実機型タンクステージ燃焼試験(CFT)などの試験を行い、2009年9月ごろにHTVの技術実証機を搭載して打ち上げられる予定。
H2Aロケット15号機の打ち上げ成功に続き、いよいよH2Bの機体が公開されました。打ち上げまでさらに神経を使う調整作業の連続かと思いますが、成功を祈りたいところです。

おそらく、このH2Bの成功が見込めるからこそ、GXロケットは開発中止の方向が
決まったのではないでしょうか。



GXロケット開発で政府見解「需要見込めず」

in スラッシュドット・ジャパン


読売新聞の記事によると、以前から計画の遅延、予算の超過などでたびたび問題視されていたGXロケットについて、政府の宇宙開発戦略本部での検討の結果、

1. GXロケットによる打ち上げ事業がビジネスとして成立するとは判断できない

2. 大型ロケット・H2Aより安価で国際競争力を持つロケットになるというデータがない

などから、「本格的着手を判断できる状況にない」と厳しい見通しが示されたとのこと。

2010年度予算の概算要求にも開発費を盛り込まず、GX用の液化天然ガス (LNG) エンジンだけは予算を要求し、開発を続けるという。

元の記事では、エンジンの開発が続くことに無駄遣い的な批判がされているが、ロケットを中止してエンジンのみ開発という流れは、/.Jの過去の記事などでも望まれていた形だと思われる。遅きに失した感が無くもないが、これで確定であればタレコミ者としては評価したい。

金食い虫の宇宙開発ですが、なくては現在の情報化社会を支えることはできません。
費用対効果の高いロケット、期待してます!

ブログランキングに登録しています。応援よろしくお願いします!
コメント、トラックバックも歓迎です。


ポチッとな↓                    ポチッとな↓

人気ブログランキングへにほんブログ村 科学ブログへにほんブログ村 美術ブログへにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 高知情報へ

2009年4月16日木曜日

きらきら光る、夜空の・・ パルサー?



きらきら光る、夜空の・・ パルサー?
というわけで、ガンマ線という強い電波を放つパルサーを観測した映像です。
美しい・・
以下、引用

早送りで見る「天空のガンマ線」:またたくパルサーたち

in WIRED VISION
『フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡』は2008年夏以来、地球軌道上で、天空で観測される高エネルギーのガンマ線光子を撮影し続けている。このほど、最初の87日の観測結果が、数分間の微速度撮影ビデオに集約されて公開された。

ビデオには、ガンマ線放射でほのかに青く輝く空を背景に、明るいガンマ線源からの鮮やかなバーストが定期的に映し出されている。

こうした強い輝きのほとんどは、「ブレーザー」と呼ばれる。ブレーザーとは、直接地球に衝突するようなプラズマジェットを噴出する活動銀河核だ。[活動銀河核では、太陽系程度の大きさの中心から、銀河全体の数百倍から数千倍ものエネルギーが放出されている。数十万光年におよぶようなジェットが吹き出ることがあり、銀河の中心から吹き出るジェットをその真正面から見ている天体がブレーザーと考えられている]

いくつかのバーストはパルサーと呼ばれる死んだ星の残骸で、回転しながら空で灯台のように光を放っている。[パルサーは、パルス状の可視光線、電波、X線を発生する天体の総称。超新星爆発後に残った中性子星がパルサーの正体であると考えられており、現在は約1600個確認されている。パルスの間隔は数ミリ秒から数秒が多いが、まれに5秒を超えるパルスを発するパルサーも存在する。その周期は極めて安定しているため、「宇宙の灯台」などの異名がある。NASAのパイオニア惑星探査機に積まれていた金属板には、銀河系内での地球の位置を表すために、地球から見た14個のパルサーの方向とパルスの周期が書かれている]

その中には(このビデオで紹介されている『PSR J1836+5925』のように)、ガンマ線だけを放出するパルサーがある。これは、フェルミ望遠鏡によって発見された、新しい種類のパルサーだ。

画面下、キャンプファイヤーの炎のように常に光っている部分は、天の川銀河の面にあたる。

時おり火の玉が、画面の右上から下に弧を描きながら落ちていくのが見える。これはわれわれが見ている太陽だ。太陽の光子に宇宙線が衝突するときに、可視光線の約10億倍も強いエネルギーのガンマ線が放出されるのだ。


米航空宇宙局(NASA)とフェルミ広域望遠鏡チームは、ガンマ線でキラキラ輝く空を写した、このような微速度撮影ビデオをシリーズで公開している。

[日本語版:ガリレオ-藤原聡美/合原弘子]

ブログランキングに登録しています。応援よろしくお願いします!
コメント、トラックバックも歓迎です。

人気ブログランキングへにほんブログ村 科学ブログへにほんブログ村 美術ブログへにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 高知情報へ

2009年4月5日日曜日

小惑星イトカワの地名、新たに14個を承認

Behind Our shadow

小惑星イトカワの地名、新たに14個をIAUが承認
in Jaxa 2009.03.03
"小惑星イトカワの地名、新たに14個をIAUが承認


「はやぶさ」が探査した小惑星イトカワは、大きさが500m程度の非常に小さな天体ですが、その表面には大きな岩(ボルダー)やクレーター、そして平らな領域などの多くの特徴があります。「はやぶさ」プロジェクトチームでは、そのような特徴的な地形や地標に名前を付けてミッションや研究活動に使ってきましたが、そのうち14個の名称が新たに国際天文学連合(IAU)で認められました。"
小惑星にも地名がつけられ、国際的に承認を受けてみとめられるんですね。

それ以外にも、宇宙では奇妙なことが起こります。地名が付くだけではなく、どうやら所有できるようです。最近は値段が下がってきているんですって。

金融危機の世界は今:月の地価が20%下落
in ロイター 3/25

世界的な景気減速は大小さまざまな形で表れている。そのほとんどは気持ちを暗くさせるものだが、風変わりなものや人間の想像力を反映するものもある。金融危機の影響を受けた世相を反映する各地の出来事を紹介する。 世界的な不動産価格の急落の影響は、月にまで及んだかもしれない。世界各国で月の小区画の土地を販売している企業「Lunar Embassy」のプラハの関係者は23日、月の土地の販売価格は20%下落したと述べた。
国連加盟国は1967年、宇宙での所有権主張を禁止する条約に署名したが、これには抜け道があり、個人や企業による所有は許されている。そこで1980年以降、「Lunar Embassy」は月や金星、火星の土地の所有権を販売している。
実際に所有しているからといって、所得と関係あるかはわかりません。
でも、月に基地を作る際には、この所有権に基づいて地代をはらうんでしょうか?


ブログランキングに登録しています 応援よろしくお願いします

人気ブログランキングブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 科学ブログへにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 高知情報へ

2009年3月26日木曜日

NASA、ロケットもリサイクルの時代

ok i've been at it again

NASA、アレス1のパラシュート落下テストに成功
in SlashDot JP
NASAの次世代ロケット「アレス1」の初段ロケットは再使用型として設計されているが、そのパラシュート落下テストが今月2日行われ、無事成功したとのこと。アレス1のパラシュート落下テストは今回が2回目となるNASA発表sorae.jp本家記事より)

テストではC-17輸送機を使い、5000ポンド(約22トン)の重さのダミーロケットを上空7600mから落下させた。全ての装置やパラシュートが問題なく作動しダミーロケットは安全に着地、実験は成功に終わったとのこと。アレス1のパラシュートは補助パラシュート、減速パラシュート、メインパラシュート3つの計5つからなり、スペースシャトルの4セグメントブースターに搭載されているものと似ている。しかし5セグメントであるアレス1の初段ロケットはより高速であり、またより高い高度から落下するため、これに対応するよう再設計されているとのこと。

ちなみに今回使用されたダミーロケットも本物同様、再使用されるそうです。
アレスは、宇宙トラックを目指し、最終的には火星探査ロケット発射基地を月面に作るための資材を安く大量に運ぶ目的のロケットです。スペースシャトルに多くの限界が見つかり、また寿命も近づきつつあるため、新しい候補として登場。
しかし、技術としては、かなり古いものの再利用を行うことで、開発費用の節約と安全性の確保を図っています。さて、オバマ政権下で、いかなる宇宙戦略が練られるか、楽しみです。

ブログランキングに登録しています 応援よろしくお願いします

人気ブログランキングブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 科学ブログへにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 高知情報へ

2009年3月17日火曜日

道産ロケットエンジンで加速実験!JAXA+北大、打ち上げに成功!

Rocket-eye’s View

ブログランキング(科学部門)上位常連のCAMUIロケットによる加速実験が成功したようです。このロケット、なんと燃料がアクリル樹脂、もしくはポリエチレンを利用。火薬を使わない燃料のため暴発しにくく、安全、安価です。しかも原理的には液体酸素を利用するため噴出量を飛行中に調整できます。(通常の固体燃料ロケットは、一度点火すると消火も減速もできない)
液体燃料ロケットのような出力調整ができます。


道産ロケットでエンジン実験 JAXAと北大、打ち上げに成功
in Nikkei Net

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と北海道大学は16日朝、北海道大樹町で、将来の宇宙輸送機に使う新型エンジン装置の打ち上げ実験に成功した。全長3.4メートル、重さ25キログラムの小型ロケット2機を利用。高度約500メートルに達し、データを収集した。
打ち上げたのは北海道内の産学が開発した小型ロケット「CAMUI(カムイ)」。カムイの開発主体である特定非営利活動法人(NPO法人)「北海道宇宙科学技術創成センター」に委託して実施した。
実験は、燃料に吸い込んだ空気を加えて推力を高める「エジェクタロケット」と呼ばれる装置で、音速に近い飛行状態でのデータを取得するのが目的。
北大・JAXAは今回得たデータを解析し、今後の複合エンジンの開発に役立てる。 (13:02)
大学と“町工場”が道産子ロケット夢は衛星打ち上げ 
in MSN産経ニュース
北海道大学と道内の民間企業が中心となって開発している小型ロケット「CAMUI(カムイ)」に、新型エンジンの部品を装着して性能を調べる打ち上げ実験が16日、北海道大樹町で行われる。
カムイは、北大大学院工学研究科の永田晴紀(はるのり)教授(43)と従業員数20人の植松電機(本社・北海道赤平市)を中心に開発が進められている「道産子ロケット」。
今回の打ち上げ実験では、独立行政法人「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」(本部・東京)と北大が共同研究している「エジェクタロケット」の部品を装着して打ち上げ、その性能を調べる。部品は、ロケットエンジンの推進力をさらに増すための装置だ。
「社員のほぼ全員がカムイ開発にかかわっていますが、燃焼実験など普段、開発にかかわっているのは3人ほど。今回のカムイは、ほとんどこれまでに打ち上げたカムイの部品を再利用して作っています」と五十地さん。
カムイは全長約3・4メートル、重さ約25キログラム。ロケット噴射の推進剤には、火薬ではなく、ポリエチレンと液体酸素を使っているため、コストは従来に比べ、格段に安い。宇宙開発を進めるうえで必要な実験を、経費がかかる大型ロケットに代わって、請け負うことができるのが特徴だ。
カムイの生みの親である永田教授は「当面の目標は、ロケットを使った実験が、カムイで安く手軽にできるようにすること。将来的には、超小型衛星を宇宙空間に打ち上げる小型ロケットを開発したい。それも北海道で打ち上げたい」と抱負を語る。
一方、植松電機の高橋利信さん(45)は「宇宙開発は、何もないところから何かを生み出す作業。開発過程には、つらいこともたくさんありますが、カムイが打ちあがった瞬間に、つらさも忘れてしまいます」と話している。

関連:NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター

このまま大型化して、宇宙に向けて飛べるようになってほしいですね!

ブログランキングに登録しています 応援よろしくお願いします

人気ブログランキングブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 科学ブログへにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 高知情報へ

2008年11月14日金曜日

火星探査機「Phoenix」 その勝利を宣言し、沈黙へ

success!

火星探査機、Phoenixが太陽電池による動力を確保できない場所に来たため
調査を終了するとのことです。少し前から「もう動かないよ」とは言われていましたが。
以下、引用

火星探査機「Phoenix」、ミッションを終了
in Cnet Japan

「01010100 01110010 01101001 01110101 01101101 01110000 01101000」という最後のTwitterへの投稿がすべてを語っている。

バイナリに堪能でない人のために、この、米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「Phoenix」のTwitterアカウントからの投稿を変換すると、「triumph」(大成功)となる。

NASAによれば、同局の火星探査機であるPhoenixは5カ月以上の任務を遂行していたが、もはや同局がPhoenixからの通信を受信することはないという。このまったく予期されていなかったわけでもない出来事は、探査機の移動後に起きた。NASAは米国時間11月10日の報道発表で、「ロボットが着陸した北極地域の日照時間が季節変化のために減少し、十分な日光が太陽電池に当たっていないために、探査機の機器を動かすバッテリを充電するのに必要な電力が得られない」と述べた。

情報源:
火星探査機フェニックス、ついに活動を停止
 in Slashdot Japan

2008年9月11日木曜日

ところで、ブラックホールはどうしたかね、ワトソン君

ヨーロッパの欧州原子核研究機構(CERN)で実験中の
大型ハドロン衝突型加速器(LHC: Large Hadron Collider)。
わずかな時間ながらブラックホールのようなものを作る実験をするということで
大きな話題となりました。

今年6月にも、くろかめニュースで取り上げました。
今頃になって、科学ファンの中で大騒ぎしている理由はこれ。



地球がまるごと実験装置で発生したブラックホールに吸収されていく
様子をCGで作成したものですね。

ちなみに初めてのブラックホール作成実験は9月10日だそうです。
成功していたら、あなたはこの記事をよんでいるわけですね。

では、ごきげんよう

応援よろしくお願いします m(_ _)m
 リンクを押していただければ幸いです
 
「人気ブログランキング」   「にほんブログ村」

2008年6月25日水曜日

人類にブラックホールは作れない

たしか宇宙戦艦大和にブラックホール砲なんてのがありましたね。
でも、ありえないということが証明されたようです。

Blackhole sun
実験でブラックホールが発生し地球を飲み込む説、学術論文で否定される
by Slashdot

欧州原子核研究機構(CERN)にて建設された大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の実験によってブラックホールが発生し、地球を飲み込んで崩壊させる可能性があるという説が最近報じられているそうです。多くの科学者はこのような事態は起きないとしていますが、それでも心配する人々によってLHC運用禁止を求める訴訟(NIKKEI.NET)が起こされたりしています。このような俗説を否定する論文がarXivに掲載されており、その要点は次のようになっています。

LHCで生成されるものはすでに宇宙線で作られ存在しているものであり、もしLHCで発生したブラックホールが太陽の寿命内に全てを破壊するほどの作用があるとしても、同様のブラックホールはすでに宇宙線で作られているはずである。ブラックホールは中性子星や白色矮星などの高密度天体によって活動を止められ、最終的にはそれらを吸収してしまう。しかし、十分に古い中性子星の存在は観測されており、LHCでブラックホールが発生し、たとえそれが安定したものであったとしても、太陽の寿命内に地球を崩壊させる程の影響を及ぼす可能性はない(本家記事より)。


大型加速器が出来るたびにこの話題は出てました。
いい加減、決着がつかないのかな、とは思ってましたが・・

応援よろしくお願いします m(_ _)m
この下のリンクを押していただければ幸いです
「人気ブログランキング」   「にほんブログ村」

2008年6月22日日曜日

お風呂で使えるプラネタリウムが登場

American Museum of Natural History

家庭用プラネタリウムとして20万台売り上げた「ホームスター」の
防水版が登場しました。東京おもちゃショー2008で発表されています。

家庭用プラネタリウムの最新作は浴室用「ホームスター Spa」 in 東京おもちゃショー2008
by Gigazine


監修は「世界最高のプラネタリウムを作成した個人」である大平貴之氏。
大平さんのホームページはメカ好きにはたまりません!

大平技研 メガスターホームページ

応援よろしくお願いします m(_ _)m
この下のリンクを押していただければ幸いです
「人気ブログランキング」   「にほんブログ村」

2008年6月1日日曜日

国際宇宙ステーションのトイレ故障を乗組員が自力で修理

Wallace's Toilet
世界最高水準の技術力を持つ皆さんが住んでいる「宇宙の船」ですから
自力で直すことも予想はされていましたが・・
以下は抜粋

国際宇宙ステーション(ISS)内のトイレが故障したことが報じられていましたが、無事復旧しmました。先週ISS内にあるトイレの液体を集める部分が故障し、「小」用途で使えなくなりました。乗組員は代替として緊急脱出用のソユーズにあるトイレを使っていたのですが、容量に限界があるため、その後バッグ式の簡易トイレを使用していました。当初は31日に打上げ予定のディスカバリー号に部品を搭載し修理を行う予定でしたが、乗組員達は自力で問題を解決、現在は不具合なく用を足せています。

故障したトイレはロシア製で、設置してから7年が経過していました。トイレは今秋に新しいものと交換される予定ですが、新トイレには尿から水を蒸留する機能がつくそうです。


国際宇宙ステーションのトイレ故障するも、乗組員が自力で修理
by Slashdot


たぶん、断線かモーターが焼き付いたんだとおもいます。
それぐらいなら、技術者が直してしまうでしょうね!

please click here !
「人気ブログランキング」   「にほんブログ村」
ブログランキングに登録しています。応援よろしくお願いします! コメント、トラックバックも歓迎です。
ポチッとな↓                    ポチッとな↓
人気ブログランキングへにほんブログ村 科学ブログへにほんブログ村 美術ブログへにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 高知情報へ