重力の謎を解くのに欠かせない粒子として注目されているヒッグス粒子
いつまでたっても存在が確認できないことでも知られています。
ヒッグス粒子を探す by Nature Physics
以下抜粋
ヒッグス粒子ほど捕らえどころのない粒子はあまりない。ますます強力になっている加速器で広範囲な探索が試みられているが、ヒッグス粒子はいまだに発見されていない。標準モデルのヒッグス粒子の質量はWボソンとトップクォークの詳細な測定によって絞り込まれており、運動学的に手の届く範囲内にあるはずであるにもかかわらず、フェルミ研究所(米国)のテバトロン(Tevatron)での最新の実験でも期待した結果は得られなかった。・・・
CDFデータは、質量115 GeV C−2の標準模型ヒッグス粒子(2000年にCERNの大型電子陽電子衝突型加速器でその質量のかすかな信号が現れた)に否定的である。CERNは大型ハドロン衝突型加速器の運転を今月開始し、ヒッグス粒子の探索を再開する予定である。
というわけで、見つかるまで研究は続くようです。
しかし、この素粒子、ほんとに金食い虫・・ いくらでもハイパワーな加速器が必要になってしまいます。
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