2013年6月18日火曜日

『月の下まで』 2013年6月22日(土)~ TOHOシネマズ高知 (2012年/日本/96分) 監督・脚本・編集/奥村盛人 出演/那波隆史、松澤匠、富田理生 撮影/伊藤学 照明/玉川直人 録音/金井隆 整音/新垣一平(「ジェットン」) 音楽/蓬家本舗 主題歌/矢野絢子「唄の舟」




『月の下まで』
2013年6月22日(土)~
TOHOシネマズ高知

(2012年/日本/96分)
監督・脚本・編集/奥村盛人
出演/那波隆史、松澤匠、富田理生
撮影/伊藤学 照明/玉川直人 録音/金井隆
整音/新垣一平(「ジェットン」) 音楽/蓬家本舗
主題歌/矢野絢子「唄の舟」

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2013年9月14日(土)からは東京・渋谷のユーロスペースにて公開です!

公開に合わせて『月の下まで』公式HPと公式Facebook、Twitterを開設いたしました。
今後の最新情報は公式HP等にてご確認ください。

公式HP http://www.tsuki-movie.com/
公式Facebook https://www.facebook.com/tsukinoshitamade
公式Twitter https://twitter.com/TsukiMovie
公式Blog http://tsukinoshitamade.seesaa.net/

<作品紹介>

明神勝雄は高知県の港町、黒潮町でカツオ一本釣り漁師をしているバツイチ子持ちの40歳。
折からの不漁で生活は楽ではないが、気の置けない仲間たちとひたすら海に向かっていた。
町一番の漁師と認められてはいるが、周囲では一人また一人と海を捨てていく漁師たちの姿がある。

「難しくなりよらや…」
放置された廃船を前に、思わず苦悩が口をつく。
それでも勝雄は漁に固執する。
彼の全ては海にあった。

一人息子の雄介は知的障害を抱えていて、母のセツが世話係として全てを引き受けている。
勝雄は雄介とどう接してよいか分からず、心の内では疎ましくさえ思っていた。
しかし、ある日セツが姿を消し、否応無しに息子と向き合うことになる。

漁に出るたびにトラブルを呼び込む雄介。
借金もかさんでゆき、全ての歯車が噛み合ない苛立ちはやがて、無垢な息子へと向かっていく。

「どういて生まれてきた!」「俺の子に生まれてきて、あいつもかわいそうじゃ…」
自らの奥底に潜む狂気と、かつて感じたことのなかった父性のはざまで、勝雄の心は揺れ動く。

「見てみい雄介。あの月の下にはなあ、夢の島があるがぞ」
静かな夜の海。
月明りの下を走る漁船には勝雄と雄介の姿がある。
海に人生をかけた男が最後に決断したこととは…。


「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012」
「第13回 TAMA NEW WAVE」
コンペティション部門ノミネート作品

<監督紹介>

奥村 盛人(おくむら もりと)



1978年4月、岡山県岡山市出身。
高知大学を卒業後、2001年から高知県の地方紙「高知新聞社」で社会部を中心に8年間記者生活を送る。
若手記者時代の2004年に高知県西部の支社勤務となり、本作の舞台となる黒潮町の取材も担当、本作「月の下まで」の着想を得る。
県警担当だった2009年春に高知新聞社を退社。
同年上京し、映画美学校フィクションコースにて1年間、映画制作の基礎を学ぶ。
在学中に16ミリフィルムの修了制作で助監督を務めたほか、35ミリフィルムの成人映画の現場にも参加。
2010年夏から同校の知己らとともに「月の下まで」の制作に取りかかる。
長編・短編を含め、本作が本格的な映画制作としては初監督作品である。
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