2008年4月22日火曜日

第2回学力テスト実施


2回目の学力テストが22日、全国一斉に行われ、
ほぼすべての国公立と半数近い私立のおよそ3万3000校の
小学6年生と中学3年生、あわせて232万人余りが参加

さて、昨年の第1回の状況はどうだったのでしょう。
以下引用(抜粋)








藤田・高知大教育学部長に聞く (2008年4月22日 読売新聞)(島田喜行)

 テストを実施して良かった点は何ですか。

 全数調査ということで、公表はしていないが、学校間の平均点のばらつきがこんなに大きかったということを知らせることができたのは良かった。教育関係者でさえ、同じ地域にある学校では格差はないと思っていたと指摘する研究者もいただけに、このことは意義深い。

 逆に欠点は。

 全員が参加する意味があるかどうか。サンプリング調査でも十分。毎年やることにも疑問はある。結果を受けて教育改革を行っても、すぐに成果が出る ものではないし、5年に1度ぐらいが適正と思う。2007年度には65億円がつぎこまれているが、教員数を増やすことなどに使った方が効率的だ。

 競争をあおるとの批判もありますが。

 学校、生徒ごとの成績は公表していない。都道府県レベルなので、過度の競争を招く危険は考えにくい。

 県ではどのような効果がありましたか。

 各校の校長や教頭が結果を気にして危機意識が生まれたと聞いている。もう少し頑張らねばと思う教員が増え、この1年で教育改革への意識がかなり変 化した。また、計算や読み書きなど基本がわかっていない児童、生徒が大勢いることが明確に分かったことも大きい。しっかりとした学力を身につけさせ、 10、20年後の高知を担う人材を育成しないと県の将来が危うい。そのためにも、学力の底上げを県教委に期待したい。

 学力テストの改善点は。

 同時に行われる生活調査のアンケートで、学力との相関がある質問項目をもっと増やし、分析しやすくしないといけない。また、算数・数学Bでは、単 に文章題や図形問題ということではなく、最も重要な、規則性を見いだし、抽象的に物事を考えさせる問題を増やしてみるのもいい。

さて、注目すべきは県ではどのような効果がありましたか、の部分。
教育側にとって、テストの最大の効果は「現状認識」。それまであいまいだった問題点をはっきりと理解できたことは
よかったと思います。

 私としては、学力テストはもっと短い頻度で実施するほうがよいと思います。子供たちは環境の変化に敏感です。
受験勉強の期間は普通一年。その短い間に、子供たちは多くのことを(意欲的でない場合もあるにせよ)学びます。
小学6年生で学力テストを受けた生徒が中学3年でどうなるか。やはり確認したほうがよいと思います。
ところが、そうなるとこの生徒は2度、学力テストを受けることになります。
 テストは、それ自体が(問題があるにせよ)目標となります。テストを受けない生徒との学力格差が生まれる
可能性もあるのです。理想は毎年実施だと思います。
 それよりも問題なのは、私立学校の中で参加しない学校があったことです。
「校内試験で十分」「受験指導に活用できない」という理由とのことですが学力の指標を構築するという
公的な目標にぜひ参加してもらいたかったですね。

 さて、今年の結果はどう出るのか。見守っていきたいですね。
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