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Glucose–TOR signalling reprograms the transcriptome and activates meristems
Nature496,181–186(11 April 2013)doi:10.1038/nature12030
http://www.nature.com/nature/journal/v496/n7444/pdf/nature12030.pdf
植物科学: 分裂組織活性化における栄養素の役割
http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/42947
Nature 496, 7444
2013年4月11日
植物の分裂組織は幹細胞を含んでおり、これが胚発生以降の成長を維持する。分裂組織の機能に関する現在のモデルは、植物ホルモンによる調節を中心としている。今回、J Sheenたちは光合成によって駆動される栄養素シグナル伝達の役割について調べた。そして、光合成に由来するグルコースがTOR(target-of-rapamycin)シグナル伝達を駆動し、その結果として細胞周期の調節に関与する遺伝子群の転写が再プログラム化されることがわかった。TORは転写因子E2Faを直接活性化し、これが細胞周期の進行と根の成長につながる。
つまりですね、高校生じゃなかった光合成でできたブドウ糖(グルコース)が植物の成長ホルモンを発生させるためのシグナルとなり、根の成長を促していることがわかった、ってことなんです!
おお!偉大なる光合成! 高校生も偉大だぞ、諸君!(オヤ)