リーマンブラザーズショックから、ソフトバンクがコスト削減と収益確保に
焦点を当てているように思えます。たとえばこちら
ソフトバンクモバイル、携帯電話の取説を有料化へ
by SladhdotJP
ソフトバンクモバイルでは、携帯電話の取扱説明書も有料化するそうだ。これにはすかさず鋭いコメント!
GIGAZINE経由MDB「取扱説明書が有料化へ」の記事によれば、「930SH/931SHにて、簡単な説明書のみが同梱されるようになる予定。取扱説明書はPDFにて無償ダウンロードできるが、取り寄せの場合は有料となる。(価格未定)」とのことだ。PDFは無償で提供されるが、紙媒体は別途実費を請求、ということらしい。恐らく多くのユーザは、日常的にPDFを気楽にダウンロードして閲覧できる環境にはいないと思うけれど、きちんと取説を読む人もそう多くはなさそうだから、これも着地点としては有りかもしれない。しかし、今回の対象である930SH/931SHで「気軽に∧無償で」取説のPDFをダウンロードして読める、というわけには行かないでしょうね(予想)
インターネット上でのマニュアル配布ですと、都合の悪い部分が書き換えられる可能性があります。実際には、何が理由なのかはわかりませんが、マニュアルの簡素化がコスト削減に
マニュアルは契約書には劣りますが、クレーム・裁判の際に証拠となるものです。
マニュアルによって今までは、「マニュアルには○○については通信料が発生しないと書かれていたのに料金が請求された」とか「マニュアルには○○しちゃ駄目だと書いてなかったのに、○○したら壊れた。」とか、そういった主張ができました。
これによって消費者の権利が守られていたのですが、インターネット上での配布だと後から内容を書き換えたり、免責事項を付け足したりが好き勝手にできるようになってしまいます。
エコだのなんだのという言葉にだまされず、このような改悪については断固講義すべきです。
紙媒体にしたくないのなら、ファイルにデジタル署名をした上でCD-ROMに入れてパッケージに同封すべきです。
つながるのは間違いありません。