2008年11月21日金曜日
COBOLプログラマの悩みを解決するアイデア!
闘うマネジャー:頼れる人材はすぐそばにいる
――地元SEのすごい提案
汎用機システムのダウンサイジングには、さまざまな課題につきあたる場面がある。
しかしそこをブレークスルーするアイデアをひねりだしたのは、地元SEだった。
「バグの温床」を避けて通る方法
このケースでは、大型汎用機に格納されているデータをCOBOLという言語の処理から
データベース問い合わせ言語のSQLにかきかえられないかというものでした。
もともとは、COBOLの命令をSQLに置き換えようというものでしたが、
この解決をスクリプト言語Perlに置き換え、COBOLはその呼び出しだけ行うという提案です
* COBOLのフォーマット定義と、DBのフォーマット定義を結びつける外部ファイルが
必要なのは間違いないのだから、いっそのこと外部ファイルをperlにして、
変換処理もそこで行ってはどうだ。
* そして、このperlプログラムをCOBOLのCALL文で読んだらどうだろうか。
プログラミングの世界では複数の開発言語が混在するのは当たり前。
ですが、まさか十年以上前の汎用機(数億円かかる)から、
ダウンサイジング(最新鋭のPCサーバへの転換、1000万円以内)
にPerlとCOBOLを組み合わせてSQLに組みなおすとは・・
ま、専門的な話題ですが・・
筆者の次の言葉が目に滲みる・・
長崎県庁において汎用機が撤去されるまで、まだ4年ある。道なかばではあるが、地場SEに支えられ確実なダウンサイジングへの線路は引けたようだ。地場企業だから大した仕事はできない、なんて思わないでほしい。発注側が考えを変えさえすれば、人材は確実にあなたのすぐそばにいる。