in MSN産経ニュース 2009.2.10 19:14
さて、どうやら花火には人を呼んでいたようですね。炎を上げて燃える中国中央テレビ新社屋北側の付属高層ビル=9日夜、北京市内(共同炎を上げて燃える中国中央テレビ新社屋北側の付属高層ビル=9日夜、北京市内(共同
【北京=野口東秀】北京市中心部で建設中の中国中央テレビ(CCTV)新社屋の付属ビル(地上30階建て、高さ159メートル)が9日夜に全焼した火事で、北京市消防当局は10日、ビルの近くで花火数百発を違法に打ち上げたことが火災発生の原因と発表した。国営新華社通信が伝えた。
花火は北京五輪で使われた式典用と同系列の大型花火で、当局側の制止を無視してCCTVが打ち上げ続けたという。火事で消火にあたった29歳の消防隊員1人が死亡、隊員6人と工事関係者1人が病院で手当てを受けた。火は6時間にわたり燃え続け、総面積の10万平方メートルほとんどが焼けた。
公安当局では容疑者を拘束したほか、現場から花火の入った箱などを押収した。ビルの南側からは、200連発と100連発の花火を打ち上げた後の燃え殻が見つかっている。CCTV側は花火を打ち上げ続けた様子をカメラ4台で録画していた。
CCTVは10日午後、ホームページ上で「責任者が無許可で違法に花火を打ち上げた」と違法行為を認めた上で、「国家の財産に多大な損失を与えた。心からおわびする」と謝罪する声明を出した。
北京ビル火災:事前にメール「花火大会、来てください」
in サーチナ
新華社や京華時報など中国メディアによると、9日夜に中国中央電視台が建設中のビルで発生した火災で、局側は事前に職員向けに「夜8時に花火大会を行います。間に合うように来てください」などとする携帯メールを送信していたことが分かった。火災の原因になった花火の打ち上げは違法だが、旧暦1月15日の恒例行事になっていたという。さて、今では幹部の拘束、取調べ中。
違法花火数百発で火災、中国中央テレビ幹部らを拘束
in サーチナ
12日付人民日報によると、北京市公安局(警察)は12日、中国中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)が北京市内で建設中のビルで9日夜に発生した火災で、同テレビ局の幹部職員ら12人の身柄を拘束して調べを進めていると発表した。なんと、この中国中央テレビ、国内の人口のことを考えれば当然といえるかもしれませんが
世界最多の視聴者数を誇る国営放送です。そして、燃えてしまった建設中のビルはガラス張りで
フランスの新凱旋門のような美しいビルだったようです。
中央電視台~世界で最も視聴者が多い中国のTV局
inサーチナ
正式名称は中国中央電視台(Zhongguo Zhongyang Dianshitai)、英語略称はCCTV(China Central Television)。国営であり中国最大規模のテレビ局。今後は、花火の自粛や禁止がすすむでしょうね。
試験放送の開始は1958年5月1日。同年9月2日から正式に放送を開始した。当時の名称は北京電視台(Beijing Dianshitai)だったが、1978年5月1日に中国中央電視台と改称された。
現在のチャンネル数は16。それぞれのチャンネルの名称は「総合」「経済」「総合芸術」「中国語国際」「スポーツ」「映画」「児童・軍事・農業」「テレビドラマ」「英語国際」「科学教育」「伝統劇」「社会と法」「ニュース」「児童」「音楽」「スペイン語及びフランス語」。ただし、「総合」や「経済」など一部のチャンネルを除いては、ケーブルテレビなどで放映されている場合も多い。
また、デジタル有料テレビ12チャンネル、インターネットテレビ28チャンネルの放送も行っている。北米の華僑向け放送である長城平台及びデジタル有料テレビ、インターネットテレビを含め、年間の放送時間は2万3028時間で、1日当たりでは631時間になる。番組の自主制作比率は73.9%。
2005年の統計によると、中央電視台の番組視聴が可能なのは中国全人口の95.9%で、視聴者数は11億8800万人に上る。そのため、中央電視台は「世界で最も視聴者が多いテレビ局」と言われる。
そのほうが安心だと思いますが、静かな旧正月は中国の皆さんには物足りないかもしれません。
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