2008年10月29日水曜日

中日新聞:194紙がオバマ氏支持 米大統領選 マケイン氏は82紙:国際(CHUNICHI Web)

Leapin' for Obama

194紙がオバマ氏支持 米大統領選 マケイン氏は82紙:国際(CHUNICHI Web)
中日新聞

2008年10月29日 朝刊

以下引用です

【ワシントン=立尾良二】11月4日投票の米大統領選挙で、日刊紙の社説が支持を表明した候補は、民主党のオバマ上院議員が194紙に上り、共和党のマケイン上院議員の82紙を2倍以上も引き離している。米紙の動向を調べる「エディター・アンド・パブリッシャー」が27日に報じた。


オバマ氏支持はワシントン・ポストなど大手紙のほか、前回は共和党のブッシュ大統領を支持したヒューストン・クロニクルなど38紙が民主党候補支持に転じた。オバマ氏が掲げる変革への期待、共和党のペイリン副大統領候補の力量への不信が主な論調。


マケイン氏を支持する新聞はニューヨーク・ポストやデトロイト・ニュースなど。前回民主党のケリー候補を支持し、マケイン氏に回ったのはボストン・ヘラルドなど4紙にとどまった。論調は、危機の時代には同氏の経験が不可欠とし、オバマ氏の左翼寄りを懸念するものが多い。


マサチューセッツ工科大学のステファン・アンソラベレ教授は、調査で「社説の支持表明に影響される有権者は1%にすぎない」と言い切る。ただ、オバマ氏支持の新聞が圧倒的に多い点については「80年代のレーガン大統領支持に似て、新聞が世論に迎合している」と指摘。選挙戦でのオバマ氏優位を反映していると分析する。
しかし、黒人候補が世論調査で良い評価を得ても、選挙結果で劣勢に追い込まれるという
ブラッドレー効果が発生する可能性があるため、オバマ陣営はまだ油断できないとしているようです。

ブラッドリー効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ブラッドリー効果(Bradley effect)またはワイルダー効果(Wilder effect)は、選挙において非白人候補者の得票率が世論調査を下回る現象をいう。
これを乗り越えるオバマ効果があるのではないかというのが最近のアメリカの注目点。
その理由が、「孫が共和党支持の祖父母の選挙行動を変える」というパターンです。
以下、その内容の記事の引用

◆オバマ氏“応援”のネット動画人気


【ニューヨーク=加藤美喜】大統領選投票が近づいている米国内では、候補者をネタにした番組やインターネット動画が盛り上がりを見せている。


中でも、ユダヤ系若手女性コメディアンのサラ・シルバーマンが作成した「グレート・シュレップ」(偉大なる旅)という動画は、民主党大統領候補のオバマ氏への投票をユーモアで呼び掛け、100万件以上の試聴を記録。全米のユダヤ人の若者に「フロリダに隠居する祖父母を訪れ、オバマへの投票を説得して」とする内容で、「シュレッパー」と呼ばれる旅人たちを生んだ。"
オバマ氏の政策は、「バラマキ」と批判されていますが、中間所得層以下への減税は
政府直接支出よりは、所得の利用方法を市場に任せる「自由主義的側面の高い経済刺激政策」です。

国家による直接支出を戦争に対して行っている現在の共和党政権は
あきらかに市場を「軍需」に偏らせていて、明らかにバランスが悪い。
その後継候補マケイン氏。あまり説得力があるとは思えません。

それ以上に、安定性のある社会政策を実現しそうなオバマ氏の方が期待できます。
しかし、日本には就任後かなりきつい要求をしてきそうです。
すぐにでも政策の効果がでるよう、あせるはずですから。

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