2008年9月11日木曜日

製薬会社は責任あるべきだ

san gennaro's blood secret

「製薬会社は責任あるべきだ」
どこかの国の製薬会社に聞かせてやりたい、そんな内容です。

'Pharmaceutical Companies Must Take Responsibility' 
 in ABC News

手術での血液凝固防止、腎不全患者の透析などに欠かせない医薬品「ヘパリン」
血液の凝固を抑制する機能があります。
原料は主に中国産のブタの腸ですが、中国の農家で作られていた原料は衛生的に作られたとは
とても言えない状態でした。この汚染された「ヘパリン」が最大手バクスター社などから供給された
ため、少なくとも55名の患者が亡くなりました。
2008年にはヘパリン事故が955件以上報告されています。

アメリカのヘパリン製造会社重役、パトリック・スー・ション医師がこの危険性に気づき、
自主監査の元で衛生的な「ヘパリン」を供給していたおかげで、アメリカ内のヘパリンはほぼ正常に
供給されました。この事件が彼の会社、American Pharmaceutical Partners (APP)を大きくしました。
なんと、世界の長者番付入り。

2007年度世界長者番付
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第97位 Patrick Soon-Shiong (35億ドル アメリカ合衆国

その彼は、FDA(アメリカの厚生労働省医療部門にあたる)が力不足だと批難。
製薬会社は責任を持って事業を行うべきだと主張しています。

テレビのレポーターの意地悪な質問にスラリと答えています。


レポーター:「あなたは成功した製薬会社の重役なのに、まるで医療弁護士のように話しますね。」
スー・ション:"I wanted to follow my dreams with regard to my science and my research," he said. 
         「私は自分の科学と研究への誇りをもって夢を追っていきたいのです。」

どっかの国のだれかさんに爪のアカでも煎じて飲ませてやりたいよ。

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