2009年1月25日日曜日

オバマ米国大統領就任演説 - 政治家の良心をまっすぐに伝えた演説



流れるような語り口ゆえに、聴衆は合いの手をいれるタイミングを失っているかのようでした。
NHKの同時通訳もその内容の多さに追いついていないようでした。
注意して聴いていなければただ政策のポイントを語っているかのようでしたね。
聴いてからじっくり思い出すと、政治的指導者としての良心をそのまま表現したような演説だったと思います。自らの支持者に対してでなく、世界中の人々にメッセージを送っていました。味方だけでなく、対立者に対してもメッセージを送り、それは確実に届いたようです。



【オバマのアメリカ 挑戦】(10)中東政策、転換するのか
in 読売新聞
シリアのアサド大統領もオバマ氏に異例の祝辞を贈った。「中東和平のための建設的対話を望む」と訴え、シリアへの敵視政策を転換するよう促した。シリアはハマスに影響力を持ち、米・シリア間に展開があれば中東全般に影響が出る。
北、「オバマ新大統領就任」を異例の速報

in 中央日報



もっとも、一部そのままで報道せず、逆に問題になった国もあるようですが。


オバマ氏の就任演説、中国当局が翻訳文などで検閲・削除
in AFP通信


1月22日 AFP】中国共産党当局が、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の就任演説の中国語翻訳を検閲し、共産主義や反対意見を抑圧しようとする体制について言及されている部分を削除していたことが明らかになった。しかし、削除されたことでインターネット上の掲示板などでこうした部分への注目が集まり、逆効果となったもようだ。

 国営中国中央テレビ局(China Central Television、CCTV)は、就任演説を生中継で放送したが、同時通訳が共産主義に関する部分に差しかかった際、突然、明らかに映される準備ができていない、不自然に微笑むキャスターの映像に切り替わった。

 これはオバマ氏が、「先人たちが、ファシズムや共産主義に対し、ミサイルや戦車だけでなく、強固な同盟と揺るぎない信念を持って対峙(たいじ)したことを思いだしてほしい」と述べた部分。

 また、オバマ氏が反対意見を抑圧しようとする体制について言及した部分も、中国当局の検閲を通らなかった。これは、多くの反体制活動家が刑務所に入れられていたり、当局の監視下にある中国では、慎重を要する問題だ。


オバマ大統領就任演説の全文
オバマ大統領就任演説の全文
日本語版 in 47Net

REMARKS OF PRESIDENT BARACK OBAMA
オバマ大統領就任演説全文
英語版 in 47Net


これほどメッセージがまっすぐ伝わる演説はケネディ以来ではないでしょうか。
私ももう一度じっくり読んで見たいと思います。

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