景気後退が、市民派ジャーナリズムを圧迫しようとしています。
インターネットによって、市民一人一人が情報を発信することができるようになりましたが、それをまとめてきた市民派ジャーナリズムが、その経営基盤を失い、消えようとしつつあります。
せめて応援をしたいと、この情報をお知らせします。
1.JanJanニュース休刊
たしか、安居神楽の記事も掲載されていて、驚いた記憶があります。早期の復刊ができればよいのですが。
以下、抜粋
『JANJAN』休刊のお知らせ
2010年03月01日
日本インターネット新聞社
インターネット新聞『JANJAN』、『ザ・選挙~JANJAN全国政治家データベース』など一連の弊社サイトは、3月31日をもって暫時休刊することになりました。
ここに謹んでお知らせ致しますとともに、2003年2月の創刊から今日まで、ご執筆、ご愛読、ご協力いただきました多くの皆さまに、深く感謝申し上げます。
・・・
弊社サイトは、これまでに7年余りの間に、5万本の記事と20万人の政治家情報を蓄積してきました。
これらのデータを基にして、弊社が取り組んできた事業を継続・発展させる新サイトの構築を
一緒に検討していきたいという意思がある方には、ぜひ、ご相談いただきたいと思いますので、
どうぞ、お申し越しください。
2010年3月1日 日本インターネット新聞株式会社 代表取締役社長・竹内謙
2.Days Japan 年間定期購読キャンペーン最終日
DaysJapanの年間定期購読申込みキャンペーンが3月9日で最終日となりました。
ついに「DAYS JAPAN存続キャンペーン申込み」というキャッチフレーズになっています。
https://sv62.wadax.ne.jp/~daysjapan-net/kikaku/days-koudoku.html
今、ようやくフリーのジャーナリストが一部官庁の記者クラブに入り込むことができるようになりました。記者クラブは「マスコミが権力に対して団体交渉を行い、情報を引き出す」という機能を持ち合わせていましたが、それ以上の「知る権利」を拡大する機能を自ら制限してきました。
ですが、フリージャーナリストの経営基盤の弱さがその取材能力を奪おうとしています。
情報は、より完全・網羅的でなければ正しい判断はできません。量が多すぎるのではないかという意見があるからこそ、ジャーナリズムはそれを整理して伝える使命があるでしょう。
せめて、私はここで応援をしたいと思います。