下に、解説と和訳を付けました。
龍馬、遂にショートムービーに!!
in 龍馬街道
これを見れば龍馬もぶったまげるに違いない!
龍馬のショートムービー。
動画へのリンクをここにも作成しました→坂本龍馬=HERO
動画の読み込みは2段階あります。
99からカウントする数が順に減っていきますが、ブロードバンドでも
かなり時間がかかりますのでのんびりと待っていてください。
ナローバンドの方は、下記のネタバレを読んでいただいた方が良いかもしれません。
以下の説明に関係なく、動画そのものをお楽しみいただければ幸いです。
IT技術を活用したビデオによる情報発信として動画を楽しんでいただければ幸いです。
また、このような詳しい解説をした理由は公正な報道の重要性を指摘するという、
この動画サービスの もともとの目的にも注目してもらいためであり
坂本龍馬ファンの皆様の気分を害することを目的としているのではないことをお伝えします。
解説:
この動画は、もともとスウェーデンの公共放送料金の納付を促進するための
プロモーションプロジェクトとして作られています。広告技術としては「バイラル」と呼ばれる手法であり、謎の多いコマーシャルを通してクチコミで意図を理解してもらおうというものです。
この動画は、まず動画を作成したい人が任意の写真を登録することから始まります。
その写真は動画に組み込まれます。そして、あたかも最初からその写真があったかのような動画が出来上がります。
下記の日本語訳を読んでいただければわかるように、登録した写真の人物を無条件でたたえる内容の動画をつくることができるため、一見、これは「登録した写真の人物」=「英雄」をたたえるように見えます。
ですが、現実の社会における放送は、このようなものであってはなりません。
言い換えれば、スウェーデン公共放送は暗に次のように訴えているのです。
「報道の公正性を確保するためには、スウェーデン国民は公共放送料金を納めてください。
さもないと、現在の進歩したIT技術をもってすれば、ここまで優れたプロパガンダ放送を自動的に発信することができます。それでいいのですか? 私たちには私たち自身で判断するための報道が必要なのですから。」
随分回りくどくなりましたが
では・・ 英語字幕の日本語訳をどうぞ。
女性のスポークスマンが登場。
「私たちは自分自身にある重要な質問をしなければなりません。
どのように、私や私たちの友人・子供たちがテレビで見たりラジオで聞いたりする事を信用すればよいのでしょうか。
どのようにして私たちは私たちの意見が本当に自分たち自身のものであることをを知ることができるのでしょうか。どのように、私や私たちの友人・子供たちがテレビで見たりラジオで聞いたりする事を信用すればよいのでしょうか。
どのように私たちは弱者の声が聞き届けられ沈黙させられていないのだと確信できるのでしょうか。
私は皆さんに「どのように伝えられるのか」をお知らせします。
私たちに、こうした全ての恩恵をもたらしてくれる人物がいるのです。
この人物が新しい視点を我々に与えてくれることを感謝しなくてはなりません。
(坂本龍馬の写真が登場する)
この人物が私たちに選択を与えてくれることに感謝しましょう。
この人物こそ画一的で近視眼的な思考から私たちを解き放つのです。
私たちはこの人物のおかげで当たり前の日々を特別なものにすることができます。
ある日、私たちはテレビの前のソファから立ち上がりこう言うでしょう。
「私の意見は変わった。」と
その人物の言葉こそ唯一正しいものであるのだと。
(ここである女性が家族の写真を捨てて坂本龍馬の写真を飾る)
(人々が坂本龍馬の写真を掲げ、大喜びする)
この方こそ「英雄」なのです!
「放送料をお支払いいただきありがとうございます」
スウェーデン公共放送