2010年3月13日土曜日

(´゚ c_,゚`)文春が「常識破りの冒険」 ネットで新書「無料公開」

Comment bien partir la journée!


出版業界もついにペーパーレスの波に飲み込まれようとしています。
そんな中、文藝春秋社がひとつの試みをしています。
全面的なペーパーレス化の実験なのかもしれませんね。





文春が「常識破りの冒険」 ネットで新書「無料公開」

2010/2/28 18:30
in Jcast News

文藝春秋は、新書『生命保険のカラクリ』(岩瀬大輔著)の全文が収録されたPDFファイルをインターネットで無料公開する試みを始めた。同書は09 年10月に出版され、今も書店に並んでいる。これまで新刊書籍が発売前のキャンペーンとして全文公開された例はあるが、今回は「既刊本」の電子版が無料配布されるという点で注目される。キンドルやiPadの登場で電子書籍への関心が高まるなか、老舗出版社が業界の常識を破る冒険に打って出た。
メ―ルアドレスの登録不要、印刷も自由
PDFファイルで『生命保険のカラクリ』の全ぺージを読める

ライフネット生命副社長の岩瀬大輔さんが書いた『生命保険のカラクリ』の電子版は2月26日から4月15日まで、文春のサイトから無料でダウンロードできる。性別と年代を答えるだけでよく、メールアドレスの登録やアンケートへの回答は必須ではない。配布されるのはPDFファイルで、最初の表題ページから最後の奥付、既刊書紹介まで全ページをパソコンで読むことができる。印刷も自由という大判振る舞いだ。

書籍の電子版の無料全文公開といえば、『フリー <無料>からお金を生み出す新戦略』のNHK出版が09年11 月に実施した販促キャンペーンがさきがけといえる。『フリー』は発売前に1万部限定で無料ダウンロードを認めたが、印刷はできなかった。しかもメールアドレスかツイッターのアカウントを登録する必要があった。

「『フリー』は参考にしているが、いくつかの縛りがあった。ネットユーザーには縛りがないほうがいいだろうということで、今回のような方式にして、ダウンロード数も限定しないようにした」

と文春新書の飯窪成幸編集長は話す。ネットで無料公開することによって認知度を高め、書籍の売り上げをさらに伸ばすことを狙っている。しかし、

「今回は我々の常識からしたら冒険。すべての本でこのような手法を考えているわけではない」

という。
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