バクテリアで放射性金属を不活性化
in スラッシュドット・ジャパン
reoによる 2009年09月14日 10時30分の掲載
変異したあいつらが突然俺達にギャー部門より。
バイオテック サイエンス 地球
ある Anonymous Coward 曰く、ここで気をつけるべきは、あくまで「化学的な安全性」であること。
米ミズーリ大学の農業、食品および天然資源学部の Judy Wall 教授が研究している生物学的腐食性のバクテリアは、ウランを溶解性の非常に低い閃ウラン鉱 (二酸化ウラン) に変えるなど、重金属の溶解性を変えることができるとのこと (Science Daily の記事、本家 /. 記事より) 。
このバクテリアは重金属で汚染された環境で既に確認されているが、生存できる酸素レベルや温度が限られているため制御するのは難しいとのこと。また、有酸素状態で生存できる種類を作りだすことができたとしても、バクテリアによる鉄の腐食への対処など、乗り越えるべき問題は多いという。しかし将来的には汚染されたエリアや工業廃棄物などの浄化が期待されているとのことで、研究者らはこのバクテリアの水質浄化能力や、不活性化された金属の安定度なども研究しているとのこと、また、遺伝情報の解析や自然環境での活動限界などの解明に務めているとのことで、既にウランを変質させるのに関係している遺伝子を複数特定しているとのことだ。
体内に摂取した場合の、重金属としての放射性物質の毒性を弱めることはできても
放射線を出すという「物理的な危険性」は変わりません。
つまり、摂取すれば体内被曝する。また、近寄れば被爆するということ。
安全だ、という表現は、見方によってはウソになってしまいます。
気をつけましょう! ヾ(--;)ぉぃぉぃ
ブログランキングに登録しています。応援よろしくお願いします!
コメント、トラックバックも歓迎です。
ポチッとな↓ ポチッとな↓