NEC、カシオ計算機、日立製作所の3社が携帯電話端末事業を来春に統合
in スラッシュドット・ジャパン:
hylomによる 2009年09月15日 14時31分の掲載
海外展開にも注目部門より。
携帯電話
あるAnonymous Coward 曰く、
朝日新聞の記事によると、NEC、カシオ計算機、日立製作所は、開発費用削減と海外市場を中心に販路拡大を目標に、携帯電話端末事業を来春に統合して新会社を設立すると発表した。新会社名は「NECカシオ モバイルコミュニケーションズ」。
既に事業統合している日立とカシオの共同出資会社と、本体から分離させるNECの携帯電話事業を、来年4月に統合し、来年6月までにNECとカシオが増資を引き受ける。最終的な持ち株比率はNECが70.74%の筆頭株主、カシオ20%、日立9.26%。
統合後、新会社は携帯端末の国内販売台数でパナソニックを抜いて2位に浮上し、「今後数年でシャープを抜いて首位を目指す」(NEC専務)そうだ。現在900万台弱の世界販売台数は、3年後に1200万台(国内700万台、海外500万台)を目標とする。
ITmediaの記事で発表会の様子がレポートされているが、NECの大武専務が「国内携帯メーカーは8社あるが、8社も生き残るスペースはない」などと発言するなど、強い危機感を感じているようだ。また、海外市場への展開も注力するという。
ウィルコム私的整理へ 銀行団に返済期限延長を要請
9月19日10時28分配信 産経新聞
PHSのウィルコムが、三菱東京UFJ銀行などの取引金融機関に、1000億円規模の債務返済期限延長を求める方針を固めたことが19日分かった。来週にも、私的整理の一種で第三者機関が仲介する、事業再生ADR(裁判外紛争解決)の手続きに入る。
ウィルコムはPHSで約450万人の顧客を持つ。サービスを継続しながら経営再建を進め、政府が近く設立する企業再生支援機構への支援要請も検討する。
ウィルコムは現行PHSの20倍の速度を持つ無線通信サービス「XGP」を開始する電波利用免許を取得、10月からサービスを始めるが、多額の有利子負債を抱え、今後5年間で必要な1400億円規模の設備投資の資金調達を巡り銀行との交渉が難航。筆頭株主の米ファンド、カーライル・グループへの追加出資要請や経営陣の刷新で事態の打開を図ったが調整がつかなかった。産経新聞の取材に対しウィルコムは「現時点で決定した事実はない」(広報)としている。
PHSは医療関係者には不可欠の通信手段。
携帯電話通信会社による救済がなければ、大変な事態に。
あとは、海外の同種の事業会社との統合になるかもしれませんね。
ブログランキングに登録しています。応援よろしくお願いします!
コメント、トラックバックも歓迎です。
ポチッとな↓ ポチッとな↓