2008年8月24日日曜日

コレラの感染、流行のシステムの見直しが必要となった

Vibrio cholerae


ここまで非顕在/顕在型の感染比率が大きいとは思いませんでした。
感染症は、やはり侮れません。

コレラの隠された真実
by Nature
記事要約を読むには無料登録が必要
コレラの流行の際に軽微な感染がどのくらいあるのか、本当の値を見積もるのは難しい。症候性感染に対する無症候性感染の比率の推定値は、低いものでは3倍から高いものでは100倍と大きな幅がある。このことが疫学的記録の解釈を不確実なものとしてきたのだが、信頼性はこれまで考えられていた以上に低いようだ。50年間にベンガル地域で発生したコレラの死亡パターンについて新しく行われたモデル化研究で、無症候性対症候性の比率が、実際には1,000対1よりも大きいことが示されたのである。この研究によって、コレラの流行についての考え方と流行への対処方法が大きく変わる可能性がある。今回の研究は、感染症の動態における不顕性感染の重要性が、これまで概して過小評価されてきたことを示唆している。
漫画、「もやしもん」を読んだことのある人は、コレラ菌がかなり一般的な菌であると
理解されていることでしょう。なお、激しい中毒症状を起こすのは特定の株です。
治療の中心は、水分補給。重度の下痢で脱水を起こすためです。
海外旅行をされる方は食べ物に注意されたし。

しかし、非顕在型がこれほど多いということは、人間の基本的な免疫がいかに
大きな力を持っているかということが逆に分かるのです・・

応援よろしくお願いします m(_ _)m
 リンクを押していただければ幸いです
 
「人気ブログランキング」   「にほんブログ村」
ブログランキングに登録しています。応援よろしくお願いします! コメント、トラックバックも歓迎です。
ポチッとな↓                    ポチッとな↓
人気ブログランキングへにほんブログ村 科学ブログへにほんブログ村 美術ブログへにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 高知情報へ