2008年8月23日土曜日

グルジアは米共和党系の利益のために紛争に巻き込まれたのかもしれない

WI: Obama - McCain comparison side of flyer, July 23, 2008

今日のニュースで不気味なことが知らされました。


マケイン氏がオバマ氏を逆転 グルジア紛争対応も影響 米世論調査
by Yahoo Japan News

要約すると、グルジア紛争の際、休暇を取っていたオバマ氏が指導者としては頼りないと
みられたようです。オバマ氏はもともと憲法学者。国際関係には少し弱いんですね。
逆にマケイン氏はベトナム戦争で二年間の補所生活を生き抜いた元軍人で、国際関係には強い。

このオバマ氏とマケイン氏、政治的立場と信条はほとんど同じです。
経済対策も弱者優先、中間所得層重視です。

つい最近まで論争点になっていたアメリカ沖海洋油田石油掘削を巡る論争でも、差は無くなりました。
ガソリン大量消費型のアメリカ人にとってこの問題は関心が高いんですね。
マケイン氏はアメリカ沖海洋油田掘削の推進宣言をしたが、オバマ氏も包括的石油開発をかかげ
沖合油田開発も可能だと論調を変えました。結果的に、政治的に同じ位置にいるのです。

大統領選二ヶ月前の今を狙っていたかのように、グルジアがロシア系住民の多い南オセチアに軍を派遣。
グルジア軍は明らかに米軍仕様の武器で南オセチアに侵攻。あれ?これはグルジア対ロシアの戦いでは?
と思っていたら、アメリカがグルジアを支援してました。一日でグルジアは南オセチアの反乱勢力を
撲滅。これに隣接するロシアは、ロシア国籍(二重国籍!)の南オセチア住民支援のため反撃。

随分ハデな争いでしたが、ロシアは本格的な紛争にするつもりは無く、旧型の武装の部隊が送られ
あっという間に撤退(8月23日)。

結局、被害が出たのは南オセチアの住民と、オバマ氏だったということになります。

この状況の詳しい解説は優れたフリージャーナリストとブロガーに・・


米に乗せられたグルジアの惨敗
 by 田中宇の国際ニュース解説
 
新自由主義サーカシビリ政権の南オセチアへの軍事侵攻と虐殺

 by 世に倦む日日

別にマケイン氏は嫌いではありません。
政策もまともだし、浮気したことがあるらしいですが、ま、それもどこかにおいといて。

コイツと同じ政策をとられそうな共和党だからイヤなんです!

World's #1

ほんと、アメリカの共和党は大企業の金儲けのことばかり考えているので。

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