2008年8月18日月曜日

相変わらず・・直接調査が必要な米牛肉問題



また、アメリカから輸入された牛肉の中に混載不可の肉が入っていました。
よりによって今回は挽肉・・

アメリカ産牛肉を輸入禁止にすれば問題は解決しません。
また、アメリカ産牛肉そのものが問題なのでも無いのです。

農産物貿易協定を遵守するか否か。
アメリカ企業と政府の態度こそが問題だと思います。
(ワスプにとっては日本人は今でもイエロー・モンキーなんでしょうかね)

しかし、問題が繰り返されているのだから、日本の農林水産省も
堂々と直接調査を(マスコミの支援を受けながら)実行すればよいのに・・

以下、農林水産省と厚生労働省のプレスリリース内容

米国産牛肉(ひき肉)の混載事例について

平成20年8月8日
厚生労働省
農林水産省
米国産牛肉(ひき肉)の混載事例について
米国から対日輸出された牛肉に、衛生証明書に記載のない牛肉(ひき肉)が含まれていた旨の連絡が輸入業者よりありました。
このため、当該施設からの輸入手続を一時停止し、米国農務省に対して詳細な調査結果を報告するよう要請しました。
1.8月7日夜、輸入業者から港区保健所に対して、7月24日に輸入し、食肉加工業者に販売した米国産牛肉等(肩肉等)298箱に、米国農務省発行の衛生証明書に記載のないもの(ひき肉とみられるもの)1本が混載されていたとの連絡がなされた旨、東京都を通じて厚生労働省に連絡がありました。
(貨物の概要)
出荷施設:カーギル社 ドッジシティ工場(カンザス州)
輸入業者:ジャパンフード株式会社
品目:冷凍牛肉等(肩肉等)
輸入数量:298箱(約3.8トン)
箱の表示:チャックアイロール(注:肩肉)
2.このため、厚生労働省、農林水産省及び関係自治体は、当該貨物の調査等を実施し、併せて、当該施設から出荷された貨物について、一旦保留することとしました。また、在京米国大使館に対し調査の実施を要請しました。
3.本日の当該貨物調査の結果、当該肉(1本(4.5kg))はひき肉であったとの報告がありました。また、それ以外の貨物については、鋭意調査中であるが、輸入業者からは、現在までのところ、販売先からは当該貨物以外に問題のある貨物は確認されたとの連絡は受けていない旨の報告を受けています。
4.このため、厚生労働省及び農林水産省は、引き続き、輸入停止措置を実施し、米国政府による詳細な調査結果の報告を受け、対応を検討します。

さて、ここで出てきたカーギル社、世界最大の食料企業。
バイオエタノールやらトウモロコシやらで大儲けしてる企業ですね。
株価を調べようと思ったら、なんと非公開の個人所有企業。
国策農業企業だそうな。

カーギル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

さて、アメリカ政府はどう対応するかな?

情報源:
農業情報研究所

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