Invasive Earthworms Denude Forests in U.S. Great Lakes Region
Worms, such as the night crawler, eat leaf litter which acts as a rooting medium for new growth
「ナイト・クローラー」のようなミミズは、新しい成長のための根を張る培地である落ち葉を食べつくしてしまう。
By Michael Tennesen
in Scientific American
原文が英文なので、要約すると
アメリカの5大湖周辺の周辺の針葉樹林では氷河期に土着のミミズが絶滅した。というわけで、魚釣りに使ったミミズはあちこちに捨てないようにしましょう。
そのためミミズなしの生態系が確立。ところが釣り餌、車の泥などにまぎれて入ってきた
大型のミミズ「ナイト・クローラー」などが針葉樹林の土壌を食べつくしてしまうことになった。
通常のミミズは土壌を耕し、空気を含ませるのだが、食べつくされた土壌は有機物を含まず、無機栄養素が流れてしまう。このため、植物の種類が限られてしまう。また、大型のミミズは両生類の餌としては大きすぎる。両生類の数を減らし、それを餌にする爬虫類、鳥類の数も減らしてしまう。
米国政府はこの問題に関する生態系調査に3年間、$397,500かけることにした。
一度、定着したミミズを取り除くのは不可能なため、対策が求められている。
場合によっては森がなくなってしまうかもしれませんから。
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