2009年3月15日日曜日

リウマチ治療の新しい研究成果(中編)-リウマチ治療の注意点

敗血症性関節炎を併発する関節リウマチ患者の特徴が明らかに
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敗血症性関節炎を併発する関節リウマチ(RA)患者には、コルチコステロイドと免疫抑制治療を受けている高齢の女性患者という特徴があることが分かった。RA患者と非RA患者との比較研究から明らかになった。アルバート・アインシュタイン・メディカル・センター(米フィラデルフィア)のLawrence H. Brent氏(写真)らが10月28日、サンフランシスコで開催中の米国リウマチ学会(ACR2008)で発表した。
リウマチは自己免疫疾患のひとつ。免疫力そのものの低下や、治療における免疫力低下が想定されます。その結果、感染症にかかりやすくなるリスクがありますが、特に、上記の条件を満たす場合は、感染症(インフルエンザ)などに感染しないよう、注意する必要があるということを示しています。



関節リウマチ発病後の10年間で心筋梗塞による死亡リスクは2倍に
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関節リウマチ患者の心筋梗塞罹患率は、診断前は上昇していないが、発病後は最初の10年間で心筋梗塞の発症および死亡のリスクはおよそ2倍に増加することが分かった。1995年から継続しているスウェーデン関節リウマチ登録研究による成果で、スウェーデン・カロリンスカ研究所環境医学研究部門のMarie Gunnarsson氏(写真)らが10月27日、サンフランシスコで開催されている米国リウマチ学会(ACR2008)で発表した。
このような発表があると、大きな不安を抱える方がいらっしゃるかと思います。
ところが日本人の心筋梗塞による死亡例は10万人当たり男子30名、女子25名です。
たとえリスクが倍になっても10万人あたり男子60名、女子50名です。

参考:Dr.ヤモリの一日一膳:第27回心筋梗塞多発地域スコットランドが語るもの。

ここで重要なのは、大豆摂取、野菜摂取、低脂肪、低塩分の食生活で心筋梗塞のリスクを下げればよいということです。良質のたんぱく質をとることは、リウマチによる疲労回復にもお勧めです。

ですから、ここでは予防に努めるための指針としての研究成果だと理解してください。



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