2009年4月14日火曜日

さて、ニュース王はインターネットに勝てるのか




「ニュース集約サイトは著作権侵害」:マードック氏の批判とAPの戦略
in WIRED VISION

AP通信の役員会は6日(米国時間)、コンテンツを無断で使用するアグリゲーター(集約サイト)に対して「法的措置を求める」ことを決議した。インターネット・ニュース・サイトによる記事の「妥当な利用」がどの程度までの利用を意味するかをめぐる争いにおいて、AP通信社が諸サイトに向けて掲げた新たな警告といえる。
AP通信は、対象となるアグリゲーターの名前こそ挙げていないものの、すぐに推測できるのは検索大手の米Google社だ。Google社は、完全バージョンのニュース記事の掲載についてはAP通信に料金を支払っているが、ニュース・ポータルで各記事の見出しを収集しているAP通信の提携各紙とは一般に契約を結んでいない。[GoogleはAP社やAFP社から検索サービスにおけるニュースの利用に関して訴訟を起こされていたが、AP社とは2006年、AFP社とは2007年にライセンス契約を結んで和解している]
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一方、News Corp社と『Wall Street Journal』紙のオーナーであるRupert Murdoch氏は最近、Google社や米Yahoo社はニュースを盗む著作権侵害の悪党だという意味の発言を行なった。

「問題は、われわれのあらゆる著作権がGoogle社に盗まれるのを許してよいものだろうかということだ……盗まれるというよりは、取られているというべきだろうが」とMurdoch氏は述べた。「Google社だけではない。Yahoo社もそうだ」

この発言は、ワシントンDCで開催された業界イベント『Cable Show』で、2日の夜にMurdoch氏が講演が行ない、その中で述べられたものだ。どうやらMurdoch氏は、ニュース・メディアの現在の苦境をウェブ、特に検索エンジンのせいにしているらしい。「人々はニュースをウェブ上で無料で読んでいるが、この状況は変わらなければならない」と同氏は述べた。
つい最近まで、あらゆるメディアを押さえ、FOX TVではドラマで稼ぎ、FOX NEWSで9・11以降の愛国心をあおるニュースで荒稼ぎしてきたマードックが、ここでどのように反撃に出ることか。
しかし、ニュースのネット配信は避けられない方向性にあります。そのネット配信も、収益モデルが見出せず苦しんでいる状況。
私としては、地域密着の生活情報を、広告も含めて充実させてほしいと思います。
もうひとつ。ニュースを受け取る私たち自身も、ニュースを判断する力が必要なのだと思います。今から思えば、数年前のあの記事に対する判断は間違えていたかも知れない。
なんてことは、結構ありますから。


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