スタンフォード大発のIT企業として、最も成功したSun Microsystems、最近のPCサーバの隆盛に押され、また大規模サーバの市場をIBMに押さえられ、苦しい戦いを続けていました。
IBMによる買収で技術が生き延びると思われていましたが、やはり今回の金融危機の影響はここまで来たのかもしれません。以下、引用
IBMのSun Microsystems買収交渉、決裂
in Slashdot JP
hylomによる 2009年04月07日 12時40分の掲載
Sunはどこへいく、部門より。
サン・マイクロシステムズ IBM ビジネス
takac 曰く、
Wall Street Journal、ロイター、日経新聞、ComputerWorldなど記事によれば、IBMのSun Microsystems買収交渉が決裂したとのこと。
買収金額や条件が折り合わなかったようですが、今後の動向は公式発表が無いため不明。Sunには独立を保ってほしいのですが、厳しい状況が続きそうです。
また、あるAnonymous Coward 曰く、
先週本家/.でも話題に上っていた米IBMによる米サン・マイクロシステムズの買収交渉だが、価格で合意できず決裂に終わってしまったようだ。
NY Timesは先週、米IBMは米サン・マイクロシステムズを70億ドルで買収しようとしていると報じた。合意に至れば早ければ米国時間4月4日にも発表されるのではとみられていたが、価格を巡り交渉決裂となった。IBMが提示した買収価格は1株あたりにすると9.40ドル。これを「評価が低すぎる」としてサン・マイクロシステムズが拒否、IBMは買収提案を取下げたという。両社はコメントを発表しておらず、今後交渉が再び行われるかは分かっていない。
サン・マイクロシステムズの近年の業績低迷を考えると、IBMに限らずとも他社からの買収提案が今後発生することも考えられるという。また、富士通はSPARCサーバを共同開発するなどサン・マイクロシステムズと戦略的な提携関係を結んでおり、他社による買収が実現すれば大きな影響があるとみられている。
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